ライフイベント支援
ライフイベントを支援するために以下のような制度を整備しています。
夜間保育、休日保育、病児・病後児保育、学童保育サービス利用料補助事業
令和元年12月11日決定
長岡技術科学大学及び長岡工業高等専門学校に所属する研究者(男性研究者を含む)に対し、研究と育児を両立させ、円滑な研究・教育活動の継続とキャリア形成を目指して、夜間保育、休日保育、病児・病後児保育、学童保育等の各種保育施設等による保育サービスを利用した場合に、その保育料の一部を補助します。
1.支援対象者
本人及び配偶者が、研究や就業若しくは家族の介護等の事由により、保育すべき子を家庭で保育することができない男女研究者。ここで子は、12歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子をいいます。
2.事業内容
事前登録を行った研究者が、保育すべき子を夜間保育、休日保育、病児・病後児保育、学童保育等で各種保育施設やファミリー・サポート・センター事業、ベビーシッター等を利用した際に、支払った費用の一部を利用料補助として支援します。
3.個人情報の取扱い
本制度の利用申請及び利用料補助請求により各機関が取得した個人情報は、本制度実施の業務にのみ使用します。
4.利用対象施設及びサービス
- 全国病児保育協議会に加盟している保育施設
- 市区町村が実施する、病児又は病後児に係る保育事業において指定された保育施設
- 市区町村が小学校区に配置する児童クラブ及び民間学童保育施設
- 市区町村が実施する、ファミリー・サポート・センター事業の提供会員宅での保育、民間ベビーシッターによる利用者宅等での保育
- 前 1.~4. に示す保育施設、保育サービス以外で、各機関が認める保育施設や保育サービス
5.実施・運用
実施及び運用(一人の子に対する利用料補助額の上限を含む)については、各機関の予算及び実情に応じて各機関が別に定めますので、お問い合わせください。
ライフイベントによる研究中断からの復帰支援研究助成制度
令和元年11月13日決定
連携機関に所属する研究者(男性研究者を含む)が、出産・育児・介護及び看護等のライフイベントにより、3ヶ月以上の研究中断後に復帰した場合に、円滑な研究の再開と継続的なキャリア形成を図ることを目的として研究費の助成を行います。
1.対象者
支援対象者は、次の条件を満たす者とする。
- 申請年度の4月1日から遡って過去3年以内にライフイベントにより、3ヶ月以上研究活動を中断した研究者
- その他、各機関の長が認める研究者
2.審査・決定
提出された申請書に基づき、所属機関において審査し、助成の可否及び助成金額を決定し、申請者に通知します。
3.個人情報の取扱い
本助成金申請により各機関が取得した個人情報は、本制度実施の業務にのみ使用します。
4.お問い合わせ
本制度の実施及び運用については、各機関の予算及び実情に応じて各機関が別に定めますので、それぞれの機関にお問い合わせください。
育児や介護等をかかえる研究者に対する研究支援者の配置
令和元年9月13日決定
連携機関に所属する研究者が、妊娠、出産、育児、介護、看護が必要な時期にある場合、研究時間の確保と研究活動の促進を図るため、研究支援者の配置を支援します。
1.支援対象者
次に掲げるいずれかの理由で研究活動に支障が生じている研究者
- 本人または配偶者が妊娠中
- 小学校6年生までの子を養育中
- 市町村から要介護の認定を受けている親族(同居・別居は問わない。)を介護
- 障がい者を介護
- その他、上記理由に準ずる場合
2.支援期間
- 4月1日から翌年3月31日までの1年間の範囲内
- 支援期間中に研究支援者を必要とする理由がなくなった場合は支援終了
3.申請
以下の書類を各機関の長(担当部署)に提出してください。
- 研究支援者利用申請書
- 育児期等にあることを証明する書類
- 希望する研究支援者の候補者がいる場合は、その候補者の履歴書
- 希望する研究支援者の候補者が学生である場合は、当該学生の指導教員の承諾書
4. 審査・通知
各機関の長は、申請があった場合、支援者の雇用が適当か否かの審査を行い、結果を申請者に通知します。
5.支援者の採用・給与等
支援者は非常勤職員として採用し、給与等は各機関の就業規則に定めるところによります。
6.申請・問合せ先
各機関の担当部署に問い合わせてください。
出産・育児・介護等に伴う休業に係る代替教員リストの作成について
令和2年3月9日 決定
長岡技術科学大学及び長岡工業高等専門学校に所属する研究者が、出産・育児・介護等のライフイベント時やサバティカル研修取得時の、休暇・休業の取得を支援するための、代替教員(非常勤講師)として勤務可能な研究者や教員の人材情報をリスト化し、必要な情報を提供することを目的として、代替教員リストの作成を進めています。
1.登録対象者
対象者は、次のいずれかの機関を退職した教員で承諾を得られた方です。
(1)長岡技術科学大学
(2)長岡工業高等専門学校
2.登録の方法
登録希望者は、所属していた機関の担当部署に「代替教員リスト登録書」(別紙)を提出していただきます。いただいた登録情報は、各機関で取りまとめます。
3.代替教員リスト運用の流れ
(1)各機関で代替教員登録者を募り、各機関担当部署で取りまとめ、管理します。
(2)代替教員の希望があった場合、各機関担当部署内で連絡調整いたします。
(3)代替教員の非常勤講師の採用等に当たっては、各機関の定めに応じて各機関で行います。
4.個人情報の取扱い
代替教員リスト登録に伴い各機関が取得した個人情報は、利用者の同意を得ることなく目的外の使用及び第三者への提供は行いません。
5.お問い合わせ・ご相談
代替教員リストへの登録についてや、ライフイベント時に代替教員を希望する場合など、本件に関するお問い合わせ・ご相談については、各機関の担当部署にご連絡ください。
ワーク・ライフ・バランス相談室(3機関共同利用)の利用について
令和元年12月17日決定
長岡技術科学大学、長岡工業高等専門学校、株式会社イートラスト(以下「連携機関」という。)に所属する女性研究者をはじめ全ての教職員が、仕事と生活を両立させながら、能力を発揮できる環境を整える一環として「ワーク・ライフ・バランス相談室」を設置しました。
特に、出産や育児、介護等のライフイベントに直面した女性研究者を支援することで、工学系女性研究者を増やし、さらに上位職の増加につながることを目指しています。
1.主な相談内容
- 出産、育児、介護等のライフイベントに直面した際の研究・仕事との両立
- ワーク・ライフ・バランス(WLB)に関する悩み
- 相談者の許可を得た上で学内外の専門機関・組織の紹介
2.相談員
ダイバーシティ研究環境推進部門 白井一美
相談員プロフィール 産業カウンセラー、キャリアコンサルタント、(公財)日本女性学習財団キャリア支援デザイナー
3.相談対象者
連携機関の研究者(研究員・大学院博士後期課程の学生含む)、教職員
4.相談日
毎週火曜日10:00~16:00
5.相談予約
ご希望の日の1週間前までに以下の予約フォームから予約をお願いします。
【問合せ先】
電話 0258-47-9911(長岡技術科学大学内線9911、2170)
Email wlb_soudan★vos.nagaokaut.ac.jp(★を「@」に変えてください。)
6.相談
- 相談時間は原則45分間程度
- 相談内容の中で、制度の改正、施設の改善、ダイバーシティ研究環境実現事業への反映が必要な事項等については相談者の了解、個人情報管理の徹底を前提に部門長と協議し対応します。
7.個人情報の取扱い
受付から相談終了後も個人情報管理を徹底いたします。書類は鍵のかかる書庫に、エクセルやワード等電子媒体はすべてパスワード管理とします。