女性研究者の研究・キャリア支援
女性研究者の研究・キャリアを支援するために以下のような制度を整備しています。
「女性躍進賞」「女性新進賞」表彰制度
令和5年9月1日改正
1.趣旨
長岡技術科学大学、長岡工業高等専門学校、株式会社イートラスト(以下、連携機関という。)は、「女性躍進賞」「女性新進賞」表彰制度実施要項に基づき候補者を募集いたします。
2.対象者
連携機関に所属する准教授相当以下の女性研究者・技術者(准教授・講師・助教およびこれらに相当する技術者とする。教授は含まない。)のうち、女性躍進賞は5年以上、女性新進賞は3年以上在籍する者で、優れた業績を挙げ、技術開発の発展、向上に貢献したと認められる者とします。
3.候補者の推薦
- 連携機関の系長、学科長、部局長等または、候補者と同じ機関に所属し候補者の研究業績をよく知る教職員(教授等)は、表彰の対象者として認める女性研究者・技術者について、別紙様式1(推薦書)、別紙様式2(候補者調書)および成果や効果を示す補足資料を、所属する連携機関の長宛に提出してください。自薦も可とします。
- 自薦、他薦に関わらず別紙様式2(候補者調書)は候補者本人が作成してください。
4.推薦・応募受付期間
令和6年7月16日(火)~9月13日(金)17時まで
5.表彰の方法
- 表彰式は令和6年12月に本学にて対面で行う予定です。
- 受賞者は原則、「女性躍進賞」1名、「女性新進賞」2名を限度とします。「女性新進賞」は、①40歳未満、②博士学位取得後13年未満の研究者・技術者(①、②のいずれも育休等の中断期間を除く)のどちらかの区分に該当するものとし、受賞者氏名、所属機関及び表彰理由を公表するとともにダイバーシティ連携推進会議議長から表彰状を授与します。
- 受賞者に対し各機関が別に定める副賞を授与することができます。
- 全ての選考経過については公表しません。
6.各種書類
※いずれも長岡技術科学大学の学内専用。(他の連携機関については恐れ入りますが、各機関の担当部署にお問合せください。)
7.書類の提出先
所属する機関の以下の担当部
・長岡技術科学大学 男女共同参画推進室ダイバーシティ研究環境推進部門
・長岡工業高等専門学校 ダイバーシティ推進室
・株式会社イートラスト 経営管理本部
8.問合せ先
長岡技術科学大学 男女共同参画推進室ダイバーシティ研究環境推進部門
〒940‐2188 長岡市上富岡町1603‐1
℡:0258‐47‐9911 Fax:0258‐47‐9939
E-mail: danjo@jcom.nagaokaut.ac.jp
連携機関における女性研究者を代表とする共同研究支援制度
※本制度は令和3年度で終了しました。
令和元年9月13日決定
長岡技術科学大学、長岡工業高等専門学校に所属する女性研究者の研究力向上と研究リーダー育成を目的として、女性研究者が研究代表となって株式会社イートラストを含めた3機関の内、最低2機関の研究者による共同研究を行う場合、研究費を支援します。
1.支援の対象となる共同研究の条件
- 令和元年10月1日以降に開始する共同研究
- 女性研究代表者が所属する機関以外の連携機関に所属する研究者が1人以上含まれている共同研究
2.申請方法
- 申請は女性研究代表者が行います。
- 各連携機関が定める期日までに女性研究者を代表とする共同研究支援申請書を提出してください。
- 100万円以上の設備備品を含む場合は、当該設備備品の見積書を添付してください。
3.支援決定数
特に有用と認めた共同研究プロジェクトを数件
4.支援期間
研究支援期間は1年 ※令和3年度まで継続して申請可
5.支援対象経費
- 設備備品費
- 消耗品費
- 旅費(当該研究に係る成果発表のための学会参加又は当該研究に係る打合せに限ります。外国旅費については別に上限があり、別途相談してください。)
- 通信運搬費、借損料、印刷製本費、雑役務費等
6.申請先・問合せ先
詳細は、各機関の担当部署に問い合わせてください。
女性研究者のためのインターンシップ制度
※本制度は令和3年度で終了しました。
令和元年12月17日決定
長岡技術科学大学及び長岡工業高等専門学校(以下「連携機関」という。)に所属する女性研究者のマネジメント力向上と上位職へのキャリア・アップを支援するために、女性研究者インターンシップ制度を実施します。
1.内容
連携機関に所属する女性研究者がマネジメント力向上や上位職に就くために必要な知識や経験の習得を目的として、それぞれの研究分野や職位に応じて理想とする国内の女性上位職のもとに滞在し、仕事のマネジメント方法に関する観察、記録、振り返り等の研修を行うことを支援するものです。
2.支援対象者の条件
- 連携機関に所属し、准教授(相当)職以下の女性研究者
ただし、産前・産後休暇中、育児休業中、介護休業中、その他の事由で休職中のため、研究等の活動を中断している研究者は本支援の対象とはなりません。 - 上司(専攻長または学科長等)へ推薦依頼し、推薦の承認を得た研究者
- そのほか、各機関の長が認める研究者
3. 申請時に必要な書類
- 申請書
- インターンシップを受け入れるために必要な受け入れ先の経費(消耗品費等)が生じる場合はその見積書
4.審査・決定
所属機関において審査し、支援の可否を決定後、結果を申請者に通知します。
5.支援対象者数・インターンシップ期間等
各機関の予算及び実情に応じて各機関が別に定めます。
6.報告書の提出
インターンシップ終了後、申請者はインターンシップ報告書を提出してください。
女性研究者のためのメンター制度
※本制度は令和3年度で終了しました。
令和2年2月3日決定
女性研究者が、キャリア形成、教育・研究・大学運営等における様々な疑問や悩みを相談できる体制を提供し、女性研究者の育成を図る制度です。
1.目的
連携機関に所属する女性研究者が、連携機関内外の研究者(メンター)との相談(メンタリング)を通じ、研究・教育活動のブラッシュアップやキャリア形成、職場への適応やワーク・ライフ・バランスの向上、研究継続等を可能にします。
2.メンティーの範囲
次のいずれかに掲げる研究者
- 連携機関に勤務する⼥性研究者(週の勤務時間が30時間以上であって、かつ、雇⽤期間が2か⽉を超える非常勤の研究者を含む。2. においても同じ。)。
- 連携機関に雇用され3年を経過しない研究者
3. メンターの要件
次の各号のいずれをも満たした者
- 所属する機関に3年以上継続して勤務している研究者
- 原則として、メンティーよりも上位の職種である研究者
4.メンタリングの内容
- 研究・教育に関すること
- キャリア形成に関すること
- ワーク・ライフ・バランスに関すること
- 職場・組織への適応に関すること
5.メンターの指名
- メンターは、メンティーから指名された連携機関の研究者並びに連携機関以外の⼤学・企業等の研究者で、承諾した者
- 所属機関の長は、一定の期間を定めてメンターを委嘱
- 各連携機関においてメンター教育、講習及び研修等の実施
6.その他
本制度の実施及び運用については、各機関の実情に応じて各機関が別に定めます。